PTA活動のメリット
さて、最近何故かこのHPのアクセスが多いのです。あまり「PTAに関する」情報は公開されていませんからね。
もう活動からは離れていますが、おやじの会参加9年(その後もOBでゆるく参加中)、PTA本部役員3年、おやじの会会長1年、PTA会長2年経験を持つ私からみたPTA活動のメリットを整理してみます。
PTA活動というより、活動に関わる人との繋がりが劇的と言っていいくらいあなたの生活を向上させてくれます。(一般的には逆の事に思われています。この間も「もしPTA役員の話が来たら子供を転校させる。」という事を聞きました。)
まず、あなたに質問です。
「住む地域で友人と呼べる人は何人いますか?」
「地域の生情報をあなたはどんな手段で得ていますか?」
「地元で月何回くらい人と会食・飲み会をしますか?」
どうです?生まれ育った所に大人になっても住んでない限り限りなくゼロなのではないでしょうか?(PTA活動前の私は少なくてもそうでした。地元のお店もチェーン店が中心でした。)
その上で下記をお読みください。
1.地元の友人が増える
これに尽きます。外出して知っている人と本当に良く会います。だから今でもお誘いは多いですし、地元の生の情報がすぐ入ってきます。
2.地元の活動が増える
だから、地元の有力な情報を元に「おいしい名店」を多く紹介してもらいました。地元の吹奏楽団、コーラスに参加(コーラスは私が創設しました。)出来たのもPTA活動を通して友人が増えたからです。
3.学校の管理職と友人(とまでいかなくても知人)になれる
しかもこれは「おやじの会」に入るだけで実現されます。毎月飲み会をされてください。酒が入ると聴いてもいないのに学校の事を話してくれます。毎回とは言いませんが、高確率で管理職・男性先生は来てくれます。(と、いうかお誘いください。)
小学校の教頭先生とは友人に近い存在になりました。年に数回今でも飲んでいます。「おやじの会」のお父さんと飲んでいる時に呼べば来てくれます。
4.地域の重鎮と知り合える
会長・副会長は渉外も活動の一つになるので、子供会、自治会、地域勉強会の集まりに顔を出します。おかげでお祭りになると今でも声が掛かります。
5.子供を「気にして」もらえる
これが人によっては一番かも知れません。PTA本部役員の子供が特別扱いされる事はありません、もちろん内申も人心は入りません。しかし、「存在を気にして」もらえるようになります。管理職はもちろん、少なくても学年主任、担任は「この子は「PTA役員」のお子さんだ。」と意識されます。これが大きいのです。
また子供も「俺はPTA会長(副会長)の子供だ。」と自覚します。これも大きかったかな。
正直、子供にとっても、また自分自身にとってもPTA活動はメリットしかないと思います。それが解っているごく一部の人たちが、あまり「メリット」を言わず、情報を出さずに「やってくれる人がいないんだよねぇ。」と言っているだけではないかと思います。
確かにPTA活動に積極的に取り組む人は殆どいません。ただ、頼めばやってくれる人は思いのほか多かったです。私は人に恵まれたのかも知れません。
こんなエピソードがあります。
私が会長の時に体育祭の「PTA綱引き」行事の「懇談会」は事前に出席する係りが決まっていました。私が会長の2年目に係制度を廃止し、「やりたい人がやる。」方針に変更しました。その代わり今まで事前に告知活動をしていなかったのですが(だって係ですから・・・)少々告知活動を行うようにしました。綱引きは当日にプラカードと声掛けをして3週くらい会場を回るくらいですけど、例年の倍の人数が集まりました。
保護者も自分の子供がお世話になっているのですから、「学校の役にたちたい」と思っている人は多いですよ。もっと情報公開しましょう。
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